【ジークレー版画とは?】
ジクレーはGicleeと書く。吹き付けて着色する意味のフランス語。 近年、最も原画に忠実な表現ができる技法として注目され使用されています。 1980年代、ジクレーは、アメリカのHP社がいち早く開発に着手。アイリスプリンターと言うドラム式のプリンターを開発し、 そこからジクレーはアイリスとも呼ばれています。今ではジクレーは、超高密度デジタル出力の総称として使われています。 ジークレー、ジクレとも呼ばれています。 商標登録されている言葉ではないので、アートの分野ではデジタルの版を使う新たな版画の種類としてジクレーという言葉は広く使用されています。 単に原画を複製するのではなく、作家の指示により原画を基に新たな表現効果を試みることで、オリジナル性を高めることもできます。 Photoshopなどのペイントソフトがその道具となります。また、最近ではCGアーチストも増えたこともあり、 出力することは必要不可欠の手法となっています。 ピエゾグラフはエプソン、イメージプログラフはキヤノンの登録商標です。もちろんオフセット印刷とは、まったく異なるので網点もありません。

【耐光性、耐水性について】
弊社では、耐光性を重視しており、変色が早い染料インクは一切使用していません。 特に高価な美術品となりうるアートの世界では重視しなければなりません。現在の標準では75年〜80年と言われています。 業界で言われている耐光性テストとは、温度:24度 湿度:60% 標準的な屋内照明(450lux×12時間を1日の照射量とする)下で明らかな褪色(20%ほど)が見られるまでの年数を予測します。 耐光性は使用・環境条件(温度、湿度の他、光線や大気中の成分など)によって異なって来るので絶対ではありません。 紙の表だけでなく裏側からも影響されます。リトグラフでは環境によっては10年ほどで明白な退色が現れることもありますので、ジークレーはむしろ耐光性では優れていると言えるでしょう。 さらに顔料インクを使用していますので、水をかけても滲むことはありません。加筆にも適しています。

【微妙なグラデーション】

業界最高レベルの機種を採用。高濃度顔料の彩度の高いインクを使用することが可能になり、より広い色再現領域を実現しています。 Japan Color 2001を凌駕する出力を実現し微妙なグラデーションまで表現が可能です。