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粒ぞろいで全体の質がかなり高くなっている。 一つ一つを見ても、丁寧に心をこめて作られているのがよくわかる。 絵画の作品は、水とか植物とか難しいものに挑戦して、それなりに表現できているのが とても良いと思った。 立体では、それぞれがイバラードの世界をさらに広げるというオリジナリティーを加味しているのが 印象的だった。 審査する方も、イメージを触発されるような作品だったので、充実感があった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー井上直久 |
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東京から茨木市の井上先生のアトリエに皆さんの作品を搬入しての審査となった。 作品をお見せするにあたって、制作者名は告げずに、まったく白紙の状態でご覧いただいた。 ずらっと作品を並べ終えて、まずおっしゃられたのは、「こりゃ〜全員に賞を与えたいくらいだな〜」と言った 驚きの声だった。 まず目に付いたのは、陶製のオブジェ(渡辺きぬさん)だった。 出品作品の中でも群を抜いた大きさだったこともあるが、その入り組んだ構造の焼き物は、 陶芸もされている井上先生には、その難度は見て明らかだったのだろう。 そのあと、目を付けられたのは、mituさんのルリタバコのオブジェだった。 そのオブジェをしばしご覧になって、これはイバラード賞だ! と、すぐに決定された。 わたしは、並み居る作品の中で、どうしてすぐに決定されたのか不思議だったが、 お話を聞くと、「実はこのような作品を未発表の漫画の中で描いているのです。」 と、身近かにあった未発表のイバラード漫画を手に取って、そのページを示された。 そこには、メーキンソーらがルリタバコに火を点け、タバコの先から羽の生えた龍の人のような女性の像が煙となって 出て来ていて、まさにその出品作に近いものだった。未発表なので知る由も無い。偶然の出来事だったのだ。 このことが井上先生の心を動かしたようだ。 さて、次に陶製のオブジェは、その素朴で豪放な作風からタカツング賞、そしてグラスファイバーやアクリルなどで美しい光りが変化するメカニックなオブジェのSIMOONさんの 作品は、高度な文明のスイテリア賞と決定。 ここまでは、ほとんどがオブジェだったが、初めて絵画だけに目が行ったのが慶さんの作品。 前回は、色の彩度や補色などについて勉強した方がいいと、アドバイスされたのだが 今回はどうやら、その効果が出始めたらしい。色がいいとのことだった。 そこで、絵画ではまずこれにタルブラ賞を・・・そして、コトさんのオブジェの出来栄えにも目が行った。 キャラクターの雰囲気がよく出ていて、繊細で丁寧な仕上がりだったため、上位の賞を与えざるを得ない・・・ とのことで、ニーニャ賞と決定。 ケーイチさんの作品のスケールの大きさも目立っていたのでキャラ賞を。 今後に期待したい。 おさむしさんの木の材質を利用しためげゾウには、木と言うこともあり 初めてのブレガラット賞を。 ojoさんのペンによる点描も注意を引いた。 にゃんにゃんさんの唯一の日本画作品は、その絵肌がきれいだった。ハワイからの出品となったリオさんの作品は、 水が上手なのは、ハワイに住んでいつもきれいな海を見ているからだろうか? などと冗談をおっしゃりながら 、作品をじっくり眺めながらコメントをされたのだった。彼らにはシンセスタ賞が与えられた。 以上、気がつくと二時間半ほどが過ぎていた。 前回もそうだったが、評価の高いのは、イバラードの絵画に出てくる世界をさらに自分の創造性で表現・発展させたものだった。 やはり、作家にこんなのを作りたかったんだ・・・と感じさせるものが評価が高くなると言えよう。 今回の賞品となった井上先生の作品「石めげ」(天然石に彩色したもの)は、当初10名の予定だったが、残念ながら5名のみに差し上げることになった。 また参加者には全員、井上先生お手製の絵葉書セットが贈られる。 画像は、ただいま出張中のため、近日中にネット上で公開致します。 次回もがんばって応募してください! 今回参加されなかった方は、ぜひチャレンジしましょう! 責任編集:フクオカ これまでのイバラードな世界展 1999年・第1回イバラードな世界展 2000年・第2回イバラードな世界展 2001年・第3回イバラードな世界展 |