第二回イバラードな世界展・受賞者発表

11月4日の夜9時半に井上直久先生のご自宅にイバラードな作品展の作品を搬入し 12時ごろまで1点ずつ審査していただきコメントをいただいた。
審査結果は以下の通りとなった。なお、今回はノナ氏賞は該当者がなかったが、 それを越える特別な賞としてイバラード賞が創設された。その栄えある受賞者は 以下の通りである。受賞おめでとうございます。


☆イバラード賞
受賞者:慶
受賞作品:ジーマのブックシェル
寸評:抜群な存在感。細部まで行き届き、美しい鉱石をはめこんで仕上げた完成度。 鉱石の種類の使い分けまで考慮されている。
特筆すべきは、本などをはさんだときに作っていないジーマの長さを 想像させるのがおもしろい。

賞品:ミニチュア絵画・版画「借景庭園」

☆コダツノ賞
受賞者:鳥子星
受賞作品:ラピュタのデスクトップほか
寸評:仕上がりの良さ、まとめ方のセンスが光っている。 磁石で浮いていて、ゆらゆら揺れる浮遊感がとても良い。

賞品:ミニチュア絵画

☆スイテリア賞
受賞者:楽馬屋
受賞作品:馬のオブジェ
寸評:馬の造形が本格的。しっぽの魚の形が幻想的で、イバラードには 出てこないが出てくるとしたらどんなストーリーを引き起こすのだろうかという期待を抱かせる。

賞品:陶の家

☆キャラ賞
受賞者:サトコ
受賞作品:アクリル絵画
寸評:半分沈んだ惑星、少女という描きにくいものを絵にまとめあげた 努力に敬意を表したい。
岸辺に立っている少年の表情もなかなかよい。 ウミヘビに見向きもせず金魚を追いかけているのもなかなか良い。

賞品:手彩色版画

☆ニーニャ賞
受賞者:Saw-1‐Low
受賞作品:CG作品
寸評:カバンを持っている少女の姿勢が良い。 カバンの重さが良く出ている。恐竜がちょっと横を向いているのや壁のポスターなど細やかな気配りが 効いている。

賞品:イバラード物語愛蔵版・ひとコマ手彩色

☆タルブラ賞
受賞者:涼さん
受賞作品:クリスタルビーチの忘れ物
寸評:
ブラウジー「あたし、このクツほしい!」
タルーラ「あたしはタイトルが好き!」
ブラウジー「ねえ、おねえちゃん! あたしもらっていい?」
タルーラ「う〜〜〜〜ん、ふたつあるけど分けられないね。」

賞品:イバラード物語愛蔵版・ひとコマ手彩色
☆ラオシン賞
受賞者:hara
受賞作品:高速ホタル
寸評:「いかにもと思わせる複雑なメカと機械音にもかかわらず 素朴でなめらかなホタルの動き。 これは、ほとんどもう、わしの魔法と同じレベルじゃ。」ラオシン談

賞品:井上直久作品集・イバラード<自費出版>

☆F氏賞
受賞者:U2
受賞作品:多島海の島
寸評:後ろに多島海の景色が広がっているような気がする。

賞品:版画「夜のメリーゴーランド」

☆奨励賞
受賞者:Yas
受賞作品:私の標本箱ほか
寸評:それぞれに楽しめるがなにか一つにまとまった作品に 期待したい。イバラードへの愛が感じられてコレクションしたくなる。

賞品:版画「夜のメリーゴーランド」

☆参加賞
塗り絵版画

以上の賞品は、後日イバラード東京出張所より作品の返却時に送り届けられる。
出品作品内容はこちらをご覧下さい。




今回は、前回よりイバラードらしさがアップしていると思う。
特に、クリスタルビーチの忘れ物やマーメイドホースのように 実際には出ていないけど、いかにも出てきそうなアイテムがおもしろい。 発展させているのがよい。

トーラさんの囚われた惑星も見る者のインスピレーションを刺激する。 次作にも大いに期待している。
オプトさんのは、めげゾウの質感がおもしろい。表情もいい。
ケーイチさんのは、多層海の海岸で拾ったような感じがおもしろい。 貝のレイアウトがよく考えられている。
輪子さんのは、ビーズと貝の色の対比がきれい。
SIMOONさんのは、みんなが気が付かないイバラードの東洋的な側面を 捉えているのが新鮮だった。
沙菜さんのは、オブジェとしてすごく存在感がある。 飾った時のインパクトがあるとなお良くなる。
ルシオさんのは、この迫力なら10倍の大きさで描いたら脱帽します。
カエさんのは、イバラードな景色に日常をはめ込んだ視点がおもしろい。
おかりさんのは、不思議な楽しい世界。真中の塔がおもしろい。

イノウエ・ナオヒサ


夜、井上先生のアトリエで行われた審査風景(後日掲載)


第1回イバラードな世界展出品内容および受賞者一覧